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チリ落盤事故救出作戦のイメージ(写真:産経新聞) |
【サンホセ鉱山(チリ北部)=松尾理也】ミサイルを思わせる救出用カプセル「フェニックス(不死鳥)」が地中から姿を現した瞬間、歓声があふれた。12日夜(日本時間13日)からスタートした2カ月余りにわたる地下生活からの生還。「奇跡の救出」劇は歓喜の声とともに始まった。
【写真で見る】 生還に笑顔、笑顔…米CNNも長時間の救出劇
救出用の縦穴の上で、カプセルを引き上げるウインチが静かに回り、地下に閉じ込められた33人のうち、最初の救出者となったフロレンシオ・アバロスさん(31)が乗り込んだカプセルがせり上がってきた。地上で待つアバロスさんの妻のモニカさんら家族、そしてチリのピニェラ大統領夫妻らが、歓声をあげ、喜びを爆発させた。
当初、午後8時に開始されるとみられた引き上げ作業は、慎重に行われた安全確認作業でずれ込んだ。夜が深まるとともに、現地の砂漠は氷点下近くまで冷え込む。その中で、縦穴からは白い水蒸気が立ち上り、地下の高温・多湿さを印象づける。昇降テストを経て、緊張した表情の救助隊員がカプセルに乗り込んだ。ゆっくりと沈んでいくカプセルを救出作業にあたっている作業員らはチリ国歌で送り出した。
地下の状況をうつし出すビデオ映像で、地下スペースの天井からカプセルがせり出してきた。カプセルから救助隊員が出てくると、地下の33人は、整列して出迎えた。上半身裸、パンツ1枚の姿だが、どの顔も笑顔であふれていた。
1番目の救出対象に選ばれたアバロスさんは、やや硬い表情だ。地下生活中、ビデオの撮影係で、人望も厚い。1番目の引き上げは、精神的に最も負担がかかるとされているが、アバロスさんは迷いをみせず、てきぱきと緑色の特製防護服を着込んだ。
地上では、大統領夫妻とともに、妻のモニカさんら家族が待ち受けた。カプセルが地上に姿を現した瞬間、モニカさんらはこらえきれずに泣き出した。カプセルから出たアバロスさんとモニカさんは固く抱き合った。アバロスさんの救出が終わると、カプセルは再び、地下へ。救出作業はさらに続いた。
【写真で見る】 生還に笑顔、笑顔…米CNNも長時間の救出劇
救出用の縦穴の上で、カプセルを引き上げるウインチが静かに回り、地下に閉じ込められた33人のうち、最初の救出者となったフロレンシオ・アバロスさん(31)が乗り込んだカプセルがせり上がってきた。地上で待つアバロスさんの妻のモニカさんら家族、そしてチリのピニェラ大統領夫妻らが、歓声をあげ、喜びを爆発させた。
当初、午後8時に開始されるとみられた引き上げ作業は、慎重に行われた安全確認作業でずれ込んだ。夜が深まるとともに、現地の砂漠は氷点下近くまで冷え込む。その中で、縦穴からは白い水蒸気が立ち上り、地下の高温・多湿さを印象づける。昇降テストを経て、緊張した表情の救助隊員がカプセルに乗り込んだ。ゆっくりと沈んでいくカプセルを救出作業にあたっている作業員らはチリ国歌で送り出した。
地下の状況をうつし出すビデオ映像で、地下スペースの天井からカプセルがせり出してきた。カプセルから救助隊員が出てくると、地下の33人は、整列して出迎えた。上半身裸、パンツ1枚の姿だが、どの顔も笑顔であふれていた。
1番目の救出対象に選ばれたアバロスさんは、やや硬い表情だ。地下生活中、ビデオの撮影係で、人望も厚い。1番目の引き上げは、精神的に最も負担がかかるとされているが、アバロスさんは迷いをみせず、てきぱきと緑色の特製防護服を着込んだ。
地上では、大統領夫妻とともに、妻のモニカさんら家族が待ち受けた。カプセルが地上に姿を現した瞬間、モニカさんらはこらえきれずに泣き出した。カプセルから出たアバロスさんとモニカさんは固く抱き合った。アバロスさんの救出が終わると、カプセルは再び、地下へ。救出作業はさらに続いた。
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今日昼過ぎ、一人目引き上げ成功!
慎重に現在も続いている事でしょう、無事に全員生還してもらいたいです。
閉じ込められた33人。「自分は最後の引き上げでいい」 とそれぞれが言っていたそうです。
右見ても左見ても我先の世の中ですが・・・
昔、学校で習った『クモの糸』を思い出しました。