5月19日、日本自動車工業会は節電対策で7─9月は木・金曜日を工場の休日に。写真は2009年、都内の駐車場(2011年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) |
[東京 19日 ロイター] 日本自動車工業会(自工会)は19日、夏の節電対策として、7─9月は土・日曜日に工場を操業し、代わりに木・金曜日を休日とする計画を発表した。川崎重工業<7012.T>を除く会員全社と自動車部品メーカーが全国規模で実施する。
会見した志賀俊之会長(日産自動車<7201.T>最高執行責任者)は「万が一の計画停電に備えて自家発電設備を整備するのはコストがかかるし、深夜などに生産する変則的なシフトは従業員にも負担となる」と述べた。そうした課題を回避しつつ、節電要請に応えられる方策が振り替え休日だと説明した。
間接部門については「各社の判断に任せることにしている」(志賀会長)という。
政府が大口需要家に要請していた夏のピーク時の電力使用量抑制目標は25%から15%に引き下げられた。各社は各自の節電対策に加えて、休日をシフトすることで15%の使用抑制を目指す。
志賀会長は自動車業界の事業環境について、円高や高い法人税、自由貿易協定の出遅れなど従来の課題に加え、電力不足によるコスト増が国際競争力の足かせになると指摘。他国のメーカーと同じ条件で戦えるよう早期の環境整備を政府に求めた。
(ロイターニュース 杉山健太郎)
会見した志賀俊之会長(日産自動車<7201.T>最高執行責任者)は「万が一の計画停電に備えて自家発電設備を整備するのはコストがかかるし、深夜などに生産する変則的なシフトは従業員にも負担となる」と述べた。そうした課題を回避しつつ、節電要請に応えられる方策が振り替え休日だと説明した。
間接部門については「各社の判断に任せることにしている」(志賀会長)という。
政府が大口需要家に要請していた夏のピーク時の電力使用量抑制目標は25%から15%に引き下げられた。各社は各自の節電対策に加えて、休日をシフトすることで15%の使用抑制を目指す。
志賀会長は自動車業界の事業環境について、円高や高い法人税、自由貿易協定の出遅れなど従来の課題に加え、電力不足によるコスト増が国際競争力の足かせになると指摘。他国のメーカーと同じ条件で戦えるよう早期の環境整備を政府に求めた。
(ロイターニュース 杉山健太郎)
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良い事なのか悪い事なのか・・・
世のなかの動きが変わってきている模様です。
家族団欒は犠牲になる事でしょう。
赤帽さんにとって追い風になればいいのですが・・・?